古文書から推理する
宇和島伊達藩五十七騎

出典・久保=久保盛丸著「南豫史」。
藤蔓本=南予古文書の会発行「藤蔓延年譜」
家中=近代史文庫翻刻「宇和島藩伊達家中由緒書」
ご歴代=近代史文庫翻刻「宇和島藩伊達家御歴代事記」

御歴代事記からは、五十七騎と明記された名前だけ選んだ。
他はそれ以外でも、それに近い場所、あるいは五十七騎との
判別が難しい文書はそれに該当するだろうと思われる人を載せた。
備考の青い文字は管理人の見解。(とりあえずアイウエオ順)

- 名前 出典 備考(数字に意味はない)

秋保 対馬 久保 -
秋保 對島 家中 57
秋保 對島 藤蔓本 57騎
秋保 對島 ご歴代 6

荒川 五平治 久保 -
荒川 五平次 家中 五兵衛事 57
荒川 左平次 藤蔓本 57騎
荒川 五平治 ご歴代 29

有壁 因幡 久保 - アリカベ?
有可部 因幡 家中 57
有加部 因幡 藤蔓本 57騎
有加部 因幡 ご歴代 7
粟野 清藏 久保 -
粟野 清蔵 藤蔓本 57騎

生馬 兵庫 藤蔓本 57騎
生駒 兵庫 久保 -
生駒 兵庫 家中 沢井数馬事 57
生駒 兵庫 ご歴代 11

井上 五郎 久保 -
井上 五助 家中 57
井上 五助 藤蔓本 57騎
井上 五助 ご歴代 36

今泉 長三郎 久保 -
今泉 長三郎 家中 与惣右衛門事 57
今泉 長三郎 藤蔓本 57騎
今泉 長三郎 ご歴代 38

内瀬 助八郎 久保 - 同一の人物のように思える
内瀬田 助八郎 藤蔓本 57騎 根拠は田と名前
田勢 助八郎 家中 57
田勢 助八郎 ご歴代 43

遠藤 喜左衛門 久保 -
遠藤 善右衛門 家中 57
遠藤 善右衛門 藤蔓本 57騎
遠藤 善右衛門 ご歴代 39

塩谷 甚左衛門 久保 - エンヤ
塩谷 甚左衛門 家中 是ハ御跡ヨリ参候衆 57
塩谷 勘左衛門 藤蔓本 57騎
塩谷 甚左衛門 ご歴代 54

10
大澤 左吉 久保 オオサワかオオツか?
大澤左吉 藤蔓本 57騎 最近「大澤」さんの末裔に
大津 左吉 家中 左近事 57 当たる方からメール
大津 左吉 ご歴代 37 を頂いた大澤さんだそうである
大原 小左衛門 ご歴代 57
大多和 右馬助 家中 57 これも大和田じゃないか?
11 大和田 右馬介 久保 -
大和田 右馬介 藤蔓本 57騎
大和田 右馬之允 ご歴代 12

12
大和田 茂左衛門  藤蔓本 57騎
大和田 茂左衛門 久保 -
大和田 茂左衛門 家中 五郎左衛門事 57
大和田 五郎左衛門 ご歴代 24 事とあるから同じ人か

13
大童 彌市 久保 -
大童 弥市 家中 57
大童 弥市 藤蔓本 57騎
大童 彌市 ご歴代 21
14 尾川 肥前 家中 57
尾川 肥前 藤蔓本 57騎
尾川 肥前 ご歴代 4
尾張 肥前 久保 尾川の間違いか?
15 鬼生田 内記 久保 -
鬼生田 内記 家中 主計事 57
鬼生田 内記 藤蔓本 57騎
鬼生田 内記 ご歴代 40
16 葛西 左馬介 久保 -
葛西 左馬助 家中 57
葛西 左馬之介 藤蔓本 57騎
葛西 左馬之助 ご歴代 17
17 片倉 采女 久保 -
片倉 采女 家中 57
片倉 采女 藤蔓本 57騎
片倉 采女 ご歴代 31
18 狩野 久四郎 久保 -
狩野 久四郎 家中 57
狩野 九四郎 藤蔓本 57騎
狩野 久四郎 ご歴代 19
19 川越 三郎兵衛 久保 - カワゴエ?
川越 三郎兵衛 家中 57
河越 三郎兵衛 藤蔓本 57騎
川越 三郎兵衛 ご歴代 27
20 川原 吉左衛門 久保 - カワハラ?
河原 吉右衛門 家中 57
河原 吉右衛門 藤蔓本 57騎
河原 吉右衛門 ご歴代 28
21 神尾 玄蕃 久保 神主か?
神主 玄蕃 家中 跡より 常葉信濃事 57
神主 玄蕃 藤蔓本 57騎
22 久徳 兵庫 久保 -
久徳 兵庫 家中 57
久徳 兵庫 藤蔓本 57騎
久徳 兵庫 ご歴代 47
23 朽木 大學 久保 -
朽木 大学 家中 是ハ御跡ヨリ参候衆 57
朽木 大學 ご歴代 50
朽木 大学 藤蔓本 57騎
46 朽木 掃部 藤蔓本 57騎 松木の間違いではないか?
24 國安 太郎左衛門 久保 この人も疑問がある。下参照。
国安 太郎左衛門 家中 57
國安 太郎左衛門  藤蔓本 57騎
25 桑島 將監 久保 -
桑嶋 将監 家中 57
桑島 将監 藤蔓本 57騎
桑島 将監 ご歴代 8
- 桑折 左衛門 藤蔓本 57騎 桑折がでてくるのはこれだけ
26 小關 宮内 久保 -  コセキかオゼキか?
小関 宮内 家中 57
小関 宮内 藤蔓本 57騎
小関 宮内 ご歴代 34
27 後藤 喜太郎 久保 -
後藤 喜太郎 家中 57
後藤 喜太郎 藤蔓本 57騎
後藤 喜太郎 ご歴代 30
28 小間木 主膳 藤蔓本 57騎  コマキネか?
駒木根 主膳 久保 -
小間木弥 主膳 家中 駒木根主膳 57
小間木根 主膳 ご歴代 49
29 小簗川 十藏 久保 -
小柳川 十蔵 家中 57
小柳川 十郎 藤蔓本 57騎
小柳川 十蔵 ご歴代 44
30 櫻田 玄蕃 久保 -
櫻田 玄蕃 ご歴代 -
桜田 玄蕃 家中 57
桜田 玄蕃 藤蔓本 57騎
31 櫻田 久左衛門 久保 -
桜田 久左衛門  藤蔓本 57騎
桜田 久左衛門 家中 3
櫻田 久左衛門 ご歴代 42
32 佐瀬 傳右衛門 久保 - 右と左は難しい
佐瀬 傳右衛門 家中 57
佐瀬 伝左衛門  藤蔓本 57騎
佐瀬 傳右衛門 ご歴代 14
33 志賀 右衛門 家中 57
志賀 右衛門 藤蔓本 57騎
志賀 右衛門 ご歴代 1
34 清水 茂平 久保 -
清水 茂兵衛 家中 是ハ御跡ヨリ参候衆 57
清水 茂兵衛 藤蔓本 57騎
清水 茂兵衛 ご歴代 53
21 常葉 信濃 ご歴代 41 神主玄蕃と家中にあり
35 鴾田 清十郎 久保 - トキタか?
鴾田 清九郎 家中 九郎兵衛事 57
鴇田 清十郎 ご歴代 22
■田 清五郎(鴇?) 藤蔓本 57騎  千に鳥 鴇だろうな
36 富澤 新右衛門 久保 -
冨沢 新左衛門 家中 是ハ御跡ヨリ参候衆 57
富沢 勘左衛門  藤蔓本 57騎
富澤 新左衛門 ご歴代 52
- 冨田 半左衛門 家中 線で抹消 57
- 豊岡 七五郎 藤蔓本 57騎
37 豊間 源七郎 久保 -
豊間 源七郎 家中 57
豊間 源七郎 ご歴代 15
38 長沼 惣五郎 久保 - ナガヌマか
長沼 惣五郎 家中 民部事57ここでは惣五郎と民部を同一と
長沼 惣五郎 藤蔓本 57騎
長沼 惣五郎 ご歴代 9
永沼 民部 ご歴代 23 ここでは民部と惣五郎を別人としている
39 野間 吉左衛門 久保 -
野間 吉左衛門  家中 57
野間 吉左衛門 藤蔓本 57騎
野間 善左衛門 ご歴代 26 よしざえもんか?
40 濱尾 九平治 久保 -
濱尾 九平次 家中 57
濱尾 九平治 ご歴代 48
- 濱尻 九平治 藤蔓本 57騎 たぶん ハマオだろうな?
- 原田 三郎右衛門 ご歴代 56
41 船山 刑部 久保 -
舟山 刑部 家中 57
船山 刑部 ご歴代 16
- 船山 茂左衛門  藤蔓本 57騎
42 堀池 宇太夫 久保 -
堀池 左太夫 家中 57
堀池 宇太夫 藤蔓本 57騎
堀池 左太夫 ご歴代 13
43 堀江 越中 久保 -
堀江 越中 家中 57
堀江 越中 ご歴代 25
堀部 越中 藤蔓本 57騎 堀江だろうなー
44 舞柳 對馬 久保 - この人は後に真柳になっている
舞柳 對島 家中 57
舞柳 對島 藤蔓本 57騎
舞柳 對島 ご歴代 32
45 増川 讃岐 久保 -
増川 讃岐 家中 是ハ御跡ヨリ参候衆 57
増川 讃岐 藤蔓本 57騎
増川 讃岐 ご歴代 55
46 松木 掃部 久保 藤蔓本にある朽木は松木か?
松木 掃部 家中 57
47 三浦 半左衛門 久保 -
三浦 半左衛門 家中 是ハ御跡ヨリ参候衆 57
三浦 半左衛門 藤蔓本 57騎
三浦 半左衛門 ご歴代 51
48 峰 金三郎 久保 -
峯 金四郎 家中 清兵衛内儀ノおい御成敗 57
峯 金三郎 藤蔓本 57騎
峯 金太郎 ご歴代 35
49 村岡 監物 久保 -
村岡 監物 家中 57
村岡 将監 藤蔓本 57騎
村岡 監物 ご歴代 33
50 守屋 惣七 久保 この人については謎がある。下を参照
守屋 惣七 家中 57
守屋 惣七郎 藤蔓本 57騎
守屋 惣七 ご歴代 20
51 柳沢 備前 久保 -
柳沢 備前 家中 57
柳澤 備前 藤蔓本 57騎
柳沢 備前 ご歴代 5
52 山内 久右衛門 家中 57 山田か山内かどっちかな
山内 久右衛門 ご歴代 45 山田、山内は同一人物と見る
53 山崎 隠岐 久保 -
山崎 隠岐 家中 式部 57
山崎 隠岐 藤蔓本 57騎
山崎 隠岐 ご歴代 2
52 山田 久右衛門 久保 山田か山内かどっちかな
山田 九右衛門 藤蔓本 57騎 山田、山内は同一人物と見る
54 脇谷 庄右衛門 久保 -
脇谷 少右衛門 家中 57
脇谷 庄左衛門 藤蔓本 57騎
脇谷 少右衛門 ご歴代 10
55 和田 源太夫 久保 -
和田 源太夫 家中 57
和田 源太夫 藤蔓本 57騎
和田 源太夫 ご歴代 46
56 渡瀬 太郎兵衛 久保 下の渡邊も同一人物と見る
渡瀬 太郎兵衛 ご歴代 18
渡瀬 太郎兵衛 家中 57
- 渡邊 太郎兵衛 藤蔓本 57騎 たぶん渡瀬だろう

複数の文書に五十七騎として名前が載っている人は、まず間違いない
だろうとは思われるが、これは別に家柄自慢をするための資料ではない。

ご覧のごとく、文字の判読で違ってくる。たとえばこれは推測だが
宇和島藩に「神応」姓の侍がいる。神主、神尾が転化したものか?

また、勝手に番号を付けたNO50「守屋惣七」さんがあるが、
この人は張り紙で「守屋惣七伊豆事妻引参不帰」
と書かれており、また上には
「妻越ニ参也直ニ不参候伊図子」

と書かれた書き物が残されている。宇和島に実際に来たのかも不明で
そのご一切の文書に彼の名は出てこない。なのに、明治に至るまで、
伊達五十七騎の一員として名前が残されていることが不思議である。

ついでながら、No24の「国安太郎左衛門」さんも常に五十七騎に登場するが
御歴代事記で「寛永十五年に召抱えられた生国奥州岩城の人」と書かれた人
とは別人なのか?これも謎である。
何から何まで謎が多い。

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