安芸市を訪ねて
室戸岬に行く途中、安芸市の岩崎弥太郎生家とその周辺を訪ねた。
この日は朝6時宇和島を出発、日帰りにはちときついドライブだった。
真っ暗な国道197号線を檮原・須崎経由で桂浜に向かう。
夜は次第に明け、桂浜に到着。天気は快晴。
太陽の加減で龍馬像は朝早めに撮りたかった。
桂浜から県道を南国市に向かい、赤岡村から国道55号線に合流。
途中
夜須町で奇妙な銅像を見かける。後で判ったのだが、私の敬愛する「長平」さん
(吉村昭著「漂流」の主人公)
だった。
安芸市には何度か訪れていたが、いつも阪神タイガースのキャンプ見学が多かった。
岩崎弥太郎生家とかかれた標識を目当てに左折する。道は離合に困るほど狭い。
ところが野良時計を見てから国道に戻る道は広々とした道になっていた。
最初からこの道を通れば問題はなかったのだが、あの標識がいけない。
国道近くにある岩崎弥太郎像
(この像は檮原町・維新の門、東津野村・中平善之進の像に似ている。いずれも手を動かせて、ポーズを決めている。もしかして同じ作者ではないかと思ったが未確認)
岩崎弥太郎生家
倉には三菱の紋が↑
野良時計・武家屋敷跡・安芸城跡
この後、国道55号に戻り、奈半利川を渡ったところから左折して北川村
の中岡慎太郎館、生家に寄り、室戸岬に向かった。
帰りに、高知市で「武市半平太生家」を探すが、道が全く判らず、発見した
時は、もうすでに日は傾いていた。「走れメロス、夕日が落ちる」 と心の
中で叫びながら、桂浜で夕景を撮ろうとした目論見ははずれてしまった。
真っ暗な道を宇和島に帰る。途中、葉山村あたりで、ガソリン切れのランプ
が点滅を始めた。まだ100km位は走れるが、山の中を通る道は心細い。
行くときには狸が合計四匹道ばたで死んでいた。帰りに東津野で目の前を
狸が横切ったが、鈍い動作で、ブレーキをかけなければ、私も狸殺しの汚名を
着るところであった。気が気ではなかったが何とか無事宇和島まで帰り着いた。
土佐勤王四天王関係
坂本龍馬脱藩の道
武市半平太生家
中岡慎太郎生家と銅像
土佐勤王党
東津野村・檮原町関係
維新の門
吉村虎太郎生家
脱藩の道・九十九曲峠
前田繁馬邸宅跡
六志士の墓
那須俊平・信吾邸跡
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